促通反復療法治療部門部長の黒田です。
脳梗塞片麻痺患者様にとって小さな物を指先でつまむことはとても大変な動作となります。
つまみに必要な動作としては親指と他の指を向き合わせること(対立)をできるようになることが大切です。
麻痺の重症度によっても様々ですが、脳梗塞片麻痺患者様に多く見られるつまみ方としては、親指と人差し指での側腹つまみ(ラテラルピンチ)ですが、このつまみでは小さな物を拾うのは困難です。まずは側腹つまみができるようになったら、次の目標は指尖つまみ、『指先でつまむ』です。
親指と人差し指の指先で物をつまむことができれば、お菓子や果物、錠剤もつまんで口に入れることができます。
川平法では短母指外転筋に電気刺激を行い、その上をセラピストの薬指と小指でタッピング刺激を与え、親指の掌側外転(対立)を引き出していきます。
これが容易になれば指先で小さな物をつまむことが可能になります。
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↑側腹つまみ(ラテラルピンチ)
↑指尖つまみ(対立)