こんにちは。おおとみリウマチ整形外科促通反復療法治療部門の金原です!
今回は、脳卒中後遺症者の運動学習についてお話しします。
脳卒中後遺症者のリハビリは、一旦失った機能を再獲得することであり、運動の再学習であると言えます。
我々は、運動学習を通して運動や姿勢のコントロールを改善することにより、患者様が機能課題をより効率的に行う事を目指します。
脳卒中後遺症者の特徴として、日常生活での行動を非効率な運動パターンで繰り返し行うことによって、運動や姿勢コントロールの質の低下を起こしてしまいます。
セラピストが、徒手的な誘導や電気・振動などを用いて、正確な治療刺激を与えることが、運動・姿勢コントロールの運動学習には不可欠となります。
促通反復療法治療部門では、ただ運動や姿勢の訓練を行うだけではなく、それによって達成される機能的動作(ゴール)を明確にします。
そして、それを達成するために必要な要素を分析し、現状で今その人に何が必要なのかを明確にします。
促通反復療法治療部門に来られる患者様の多くは、すでに病院を退院しており、発症からの活動の積み重ねによって、すでに構築されたパターンでの運動が定着しています。
いったん定着した運動を変化させることは、非常に困難な場合が多いです。その困難さの要因は非常に多岐に渡り、個別性があります。その個別の要因を分析していくことが非常に重要となります。
最後に、最終的には患者様が我々の手を離れ、一人で生活を自立できる事が目標です。
患者様が一人でも機能を維持・向上できるような状態にもっていけるよう、自宅で自主トレに励むことが非常に重要です。
脳梗塞後遺症でお悩みのみなさん、焼津市、藤枝市、島田市、吉田町、その他地域も当部門では初回体験120分500円、送迎無料で行います!
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