促通反復療法治療部門部長の黒田です。
2年前に右被殻出血発症した左片麻痺患者への週1回の促通反復療法3ヶ月とボツリヌス療法1回の併用療法の効果について報告します。
■ボツリヌス療法(合計200単位)
・橈側手根屈筋35単位
・尺側手根屈筋35単位
・浅指屈筋50単位
・深指屈筋50単位
・長母指屈筋30単位
肩、肘は電気・振動刺激を併用した促通反復療法(川平法)で分離運動の改善がみられましたが、主に手関節、手指の痙縮に対しては促通反復療法(川平法)と併用したボツリヌス療法が有効的でした。
麻痺の改善にはどう痙縮に対して治療していくかがカギとなります。電気刺激や振動刺激も有効とされていますがボツリヌス療法はターゲット筋に対して的確に長期的(2〜3ヶ月)に痙縮を減弱させることができます。
その痙縮が減弱している期間に促通反復療法(川平法)にて新たな目標の神経回路の強化・再建を行うことができるかがポイントとなります。
脳梗塞や整形疾患の後遺症でお悩みのみなさん、焼津市、藤枝市、島田市、吉田町、その他地域も当部門では初回体験120分無料で行います!
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